ナースパートナーズブログを読んで下さっているみなさん、
いつもありがとうございます
《えるもん☆》です。
先日お伺いをしてきました、とある病院で、とても興味深いお話をお聞きすることができました。
精神科医療における精神看護について、
患者さんに日々接する看護師さんが抱える問題として、看護師さん自身が
心の病に陥ってしまうという事態があるというお話を聞いて、精神看護の大変さや
奥深さを改めて痛感する機会となりました。
もともと精神科の疾病は、目に見えない病気であるにも関わらず、
看護師さんが適切な看護をしっかりしていてさえ効果が目に見えて回復するケースは
稀であるという特性があります。そのため、徐々に看護師さんたちは、
患者さんがよくならないことに対して「自分が悪いのではないか?」と思うようになり、
徐々に患者さんの無力感と自身の無力感が同一化してきて、
だんだん気持ちが蝕まれてくるのだそうです。
そんな時
こちらの病院では“リエゾン看護師”が側面から看護師さんを
サポートしているそうです。
「客観的で、正当な評価」を看護師さんに対してしてあげることで、看護師さんの
メンタルケアを行うことができ、悩みを緩和・解決できるように配慮されているのです。
確立された看護理論に則って、適切な看護が出来ている限りにおいては、
決して自責や、無力感を感じることは無いということなのでしょうね![]()
精神科病棟にご勤務されたことがある方や、もちろんそれ以外の方もご存知の方が
たくさんいらっしゃるかと思いますが、
リエゾン看護師は精神看護専門看護師(日本看護協会認定の専門看護師資格)の方が
努められることが通例のようですが、この病院のリエゾン看護師の歴史は古く、
看護協会の認定資格が導入される前からリエゾン看護師の導入をしていたそうです。
その果たしている役割とは、
①患者さんのケアの「実践」
②看護従事者の抱える困難や悩みについての「相談」
③円滑なケアが行えるように関係者間の「調整」
④倫理的な問題の発生を未然に防ぐと同時に解決にも取り組む「倫理調整」
⑤看護実践の向上につなげる為の看護師間での「研究」サポート
と、多岐に渡ります。
看護部長さんの直属という立場で、ある程度の独立性をもってアクティブに動く
リエゾン看護師さんの活躍があって看護の現場が円滑になっている一面を感じました。
また「倫理調整」というのが、精神看護の現場で果たす役割として大きいというお話も
伺うことができ、とても興味深かったです。業務の効率化が図れる一方で、どういった点で
患者さんに対して倫理面で問題が生じるのか?というような、別の視点で意見を具申して
問題を未然に回避することがとても大事なのだそうです。
精神疾患に対する治療の構造が確立される前には、少なからず
精神看護の現場における問題点はあったそうです。
その当時のご苦労話から、それらに対する改善の試みや現在に至る改革の歩み等の
一連の話をお聞きして、とても感銘を受けましたのと、自分自身の身近な人でも
心の病を抱えてしまっている人がいましたので、なおさら精神看護の世界に
興味を持ちました《えるもん☆》です。
これからもエージェントとして日々努めさせて頂きます傍ら、リエゾンナースと
精神看護の分野について個人的にも勉強していきたいな~と、
密かに決意をする《えるもん☆》でした 。
今回もお読み頂き有難う御座います。
次回も宜しくお願い致します![]()
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